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長期育休中は月イチで上司に連絡を。~男性育休Q&A①

好評を博したシリーズ連載、育休日記の第2章!今回からはこれまでに育休を取得した方から、橘信吾さんが聞いた、実際に育休を取ってどうだったか?こちらをまとめていきます。初回の今回は医薬品開発メーカーに勤務し、2回の育休を取った黒田さんです!

好評を博したシリーズ連載、育休日記の第2章!今回からはこれまでに育休を取得した方から、橘信吾さんが聞いた、実際に育休を取ってどうだったか?こちらをまとめていきます。初回の今回は医薬品開発メーカーに勤務し、2回の育休を取った黒田さんです!

パパコミを利用している皆さん!橘です。

第2章として、育休を取得したパパにお話を聞いていきたいと思います。
記念すべき第1回に登場してくれるのは黒田さん。

黒田さんのプロフィール
現在38歳。3人(長男、次男、長女)の父親。医薬品開発メーカーに勤務。

育休取得歴:
1人目(長男) 育休取得なし
2人目(次男) 誕生時から5ヶ月(当時本人33歳、妻30歳)
3人目(長女) 誕生時から1年9ヶ月取得(当時本人36歳、妻33歳)

本で読んだ一言で変わった育休への思い

Q.育休を取得しようと思い立ったきっかけは?

A.20代の時に、セミリタイアし数年間育児に専念した人の本を読み、
『育児の経験が人生で宝物のような期間だった』というフレーズが頭の中に残っていました。

本を読んだ当時、自分自身が結婚する予定もなく、ましてや子どもをもつことすら想像していませんでした。しかし、父親が仕事をせずに育児に専念するという考え方が新鮮であり、子育てから得られることがたくさんあり、その期間は限られているということに本を読んでいて妙に納得しました。

それまではやはり子育て=お母さんのイメージがあったのですが、父親が育児に積極的に関わることは重要なことなんだと思いました。

その後、一人目の子どもが産まれ妻が楽しそうに子育てをしている姿を見て、自分自身も子育てに専念する期間をつくろうと考えました。

Q.育休取得のために準備や工夫したことは?

A.1回目は育休のために法律や現状、自社の就業規則について調べました。
また、経済的にも状況が変わってくるので毎月の収支管理表を作成し状況を整理しました。

調べてみて、育休に関する制度(期間や給付金など)は思ったより充実していると感じましたし、自社の就業規則についても独自の子育てに関する有給休暇制度があることなどわかりました。長期で育休を検討する場合は制度のことをよく調べて、理解しておく必要があると思います。

また、収支管理表を作りお金の流れを改めて可視化することで、具体的にどの時期にどのくらいお金が必要になるのか知ることができ、なんとなく思っていた経済的な不安は解消されたと思います。

Q.育休取得・取得中の周りの反応は?

A.子どもをもつ同僚女性や後輩からの評判はよく、その後男性の育休取得者が何人かでるようになりました。自分が思っている以上に周りで男性の育休に理解してくれている人はいるのだと感じました。

育休中の上司との連絡が復帰を楽に

Q.育休取得してよかったことは?

A.日々変化していく赤ちゃんを常に間近で見られたことです。
はじめて笑った時、寝返りができた時、立った時、歩いた時など子どもの成長を感じられる多くの瞬間に立ち会えたことにはとても感動しました。
赤ちゃん時期は一瞬で終わってしまうので、この時期に全精力を子育てに注ぐことができたのはとてもよかったです。

Q.育休中に起こった問題はありますか?

A.妻と些細なことでもめることがありました。
赤ちゃんの他にも、元気いっぱいの活発な男子が2人いるという余裕がない中で洗濯の仕方、料理のメニュー、後片付けなど、
相手の思い通りに進められなくて、雰囲気が悪くなったことも多少あり・・・しかしその度、相手をより理解できたと思います。今では夫婦の絆がより深まったと信じています。

Q.特に2回目は1年9か月という長い期間。復帰の時に苦労しませんでしたか?

A.復帰の時に苦労しないように、上司とは定期的(月に1回)にメールで会社の状況や自身の状況について連絡をとりあっていましたし、復帰の1ヶ月前には直接会って復帰後の働き方や組織での役割などの話をしていました。正直、復帰に関しては難しかった部分はあまりなかったと思います。仕事の雰囲気に関しては2週間くらいで慣れました。

これから取得する人へメッセージ
今、男性が育休を取りにくいと感じている理由の一つは他の人がとっていないからだと思います。
今までに仕事を優先しすぎて、家族との時間を持てなかったと後悔している人の話をたまに聞きます。一方、家族との時間を大切にしすぎて、仕事ができなかったと後悔している人の話はあまり聞いたことがありません。
周りの常識にとらわれず、自分が育休をして子育てをしてみたいと考えているならば、是非その選択肢を選んでみてはいかがでしょうか。
子どもとの時間を心ゆくまで楽しんでみては。

『育児の経験が人生で宝物のような期間だった』というフレーズをまさに地で行く黒田さん。「子どもとの時間を心ゆくまで楽しんでみては。」という実体験に基づくメッセージは、育休取得を検討しているパパたちの背中をそっと押してくれそうですね。