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もしもの時、子どもを迎えに行けますか?~親子で確認したい防災豆知識①

地震や台風などの災害への備えはできていますか?子どもを育てていると心配ですよね。では、普段からどんな備えをしておけばいいのでしょうか?今回は2011年に宮城県で東日本大震災を被災したことをきっかけに防災士の資格をとった、3児のママで防災イラストレーターのアベナオミさんが提案する日常的な備えを紹介していきます。

地震や台風などの災害への備えはできていますか?子どもを育てていると心配ですよね。では、普段からどんな備えをしておけばいいのでしょうか?今回は2011年に宮城県で東日本大震災を被災したことをきっかけに防災士の資格をとった、3児のママで防災イラストレーターのアベナオミさんが提案する日常的な備えを紹介していきます。

防災イラストレーターのアベナオミです!
宮城県生まれ宮城県育ち。
現在は、小学生の長男、4歳の次男、そして1歳の長女を子育て中です。

東日本大震災当時、長男はまだ1歳7ヶ月。
当時は沿岸から内陸5キロほどの町に住んでいました。
自宅に津波の被害はなかったものの、ライフラインストップ!物流ストップ!で生活は激変!!救援物資を食べない長男、重たい水、流れないトイレ、収集されないゴミなど・・・大人だけなら「我慢」でなんとか乗り切れることも、子どもはそうもいかず大変な毎日でした。

そんな経験から培った防災の知識を伝えていますが、防災を考えるポイントのひとつとして、どんな想定外なことが起きるか?これをイメージしてみることが大切だと思います。きっとそうすることで、それぞれの家族にぴったりの防災が見えてくるはずです。

子どもと離れているときに被災したら?

災害が起きるのは家族がみんな一緒にいるときとは限りません。

実際我が家はバラバラの場所で被災。
私は運転中の車内。夫は海から500mの場所にある会社。子どもは保育園。

私はすぐに子どもをお迎えに行きましたが、夫とは連絡が取れず安否がわからない状態でした。大津波警報が出たと知り「夫を迎えに行かなくては!!!」と思い立って夫の会社に向かうことに・・・。

実はこの時、道を一本海側を通っていたら津波に巻き込まれていたんです。

何も知らずに夫の会社近くまで行きましたが通行止めでたどり着けず。「夫はダメかもしれない」と泣きながら帰宅しました。(夫はちゃんと高台に避難して深夜に帰宅しました)

こんな危険をおかしたのも「災害時どう避難するのか」を夫婦で決めていなかったから。夫が高台に避難すると分かっていれば、津波に向かって車を走らせるような行動は取らなかったはずです。

他にも、保育園へお迎え途中で保護者が津波に巻き込まれたり、園は高台で安全だったのに保護者に早く子どもたちを返そうとした園バスが津波火災の犠牲になったり。良かれと思って近所の子どもも連れて帰ったら津波に巻き込まれてしまったなど、お迎えの行動が原因で犠牲になった事例がたくさんあります。

そこで、パパとママで子どもと離れているときに災害が起きたら、どちらがお迎えに行けるのか?どうやってお迎えに行くのか?どのくらいかかるのか?事前にシミュレーションすることオススメします。

物理的にお迎えが難しい場合のことも考えておかないといけません。
まずは、小学校や保育園など、普段子どもを預けている施設との連携が大切になります。防災マニュアルはあるのか?災害時の対応はしっかりと共有しておきましょう。

また、両親ともに災害時に出勤しなければいけない職業(行政、消防、医療、警察、介護など)の場合もあります。そんなときは祖父母や、ママ友パパ友、近所の人などと事前に相談するなどサポート体制を整えておきましょう。

ちなみに、被災した時には移動が難しく家族がバラバラの避難所になってしまうこともでてきます。ママが別の避難所にいた場合などパパと子どもだけで過ごす時間が増えるケースも考えられます。そんな時に、普段、まったく子どもと一緒に過ごしていなかったら、困ってしまうことがたくさん出てくるのではないでしょうか。災害時の備えのひとつとしても、子どもたちとの関係を築いておくことが必要ですよね。