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これだけは知っておきたい!妻が納得する家事のやり方

夫婦の間には価値観や考え方に違いがあるものですが、それは家事も同じ。
このギャップを埋めるためにパパがすることとはいったい?“家事シェアの申し子”NPO法人tadaima!の三木智有さんのアドバイスをご覧ください!

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相談

共働き夫婦で2歳の息子の子育てをしています。
二人ともフルタイムなので、できるだけ家事を一緒にやろうと思っているのですが、妻の方はあまり任せてくれません。自分では一生懸命家事を頑張っているつもりなんですが、何がいけないんでしょうか?

回答

「一生懸命家事をしているのに、なかなか認めてもらえない」「せっかく喜んでもらえると思って頑張ったのに、むしろ冷たくあしらわれた」こうした声、色んなパパさんからよく聞きます。

昔に比べて、家事や育児に積極的なパパさんが増えてきている証拠でもあるのかな、と思うと同時に夫婦で家事について見ている視点が少し違っているんだなとも思います。

トップダウン型の家事シェアスタイル

相談者さんのご家庭では、家事の責任者はきっと妻なのでしょう。

それに対して、相談者さんはサポートをする立場なのだと思います。恐らく日本で1番多いのがこのトップダウン型の家事シェアスタイル。

妻なり夫なりが家事(育児)全般のプロマネ(プロジェクトマネージャー)になり、サポートを家族にしてもらう。

現実には、プロマネだけするということにはならないはずなので、ほぼプレイングマネージャーというところでしょうか。

パパさんの時間的な制約や、得意不得意、夫婦それぞれの価値観などでマネージャーとサポーターの役割が家庭内で何となく決まっているのだと思います。

家庭での家事シェアスタイルを抜本的に変えたい、と言う場合はこのトップダウン型スタイルをプロジェクト型スタイルへと変えていくのも一つの手段ですが、今回はこのトップダウン型スタイルでサポーターが気をつけるべき点をいくつかお伝えしたいと思います。

マネージャー=妻が求めていることとは??

例え自分がサポーターであろうと家事の全体像の把握は絶対に必要です。

相談者さんは「一生懸命家事をしている」とのこと。恐らく時間がない中、できることをできる範囲で、しかも不得意だったり下手だったりする中がんばっているのだと思います。

でも、そうした姿が可愛らしく、愛おしく見えるのは結婚半年くらいまでじゃないでしょうか。

新しい生活にウキウキする新婚生活が終わってしまえば、2人は生活を共に営んでいくパートナーとなります。

ましてや子どもが生まれれば、あらゆる意味でお互い戦力になって支え合う関係に昇格していかなくてはなりません。

サポーターが考えなくてはいけないのは、「どうすれば、効率的に家事を完結させられるか」なのです。なぜなら、マネージャーが考えているのがまさにそれだから。

つまり、役割や立場、得意不得意が違っても同じ目標点を見据えていなければいけないのです。

大切なことなので、もう一度言います。家事の担い手は何よりも家事を「完結」させたいのです。

自分で考えながら行うことが重要

さて、それを前提としたところで改めて相談者さんが行っている家事を振り返ってみて下さい。お皿洗いを頼まれた時、洗ってお終い、じゃなく拭いて食器棚にしまうところまでできているでしょうか。

ゴミ捨てをお願いされた時、今日が何のゴミの日かを調べて、ゴミをまとめたらちゃんと次のためにゴミ袋のセットまでやってから捨てているでしょうか。

どこまでが完結なのかは、家庭によってそれぞれだと思います。そのルールを決めるマネージャーが妻であれば、「どこまでが完結なのか」をちゃんと確認しましょう。

そのひと手間が「妻の納得」を生み出してくれます。
そしてもうひとつ大切なことがあります。

「完結までのプロセス」は自分で考えながら行う癖をつけること。もちろん「聞いたほうが早い」のは確かです。聞かないとわからないことは、確認した方がいいですが、1から10までなんでもイチイチ聞いていたら、お願いした方は堪ったもんじゃありません。

かつ、自分なりの効率化の方法もしっかりと提案してみましょう。

例えばごみカレンダーが書類の山に埋もれていて、どこにあるかわからなかった。妻はもう覚えているから必要ないかもしれないけど、自分はまだ覚えていない。

「カレンダー、わかるようにここに貼っておいていいかな」

「ゴミの日を教えてくれるアプリを市が作ってるよ、使ってみようかな」など。こうした自主性が、見えることで妻も安心してお願いができるようになります。

相談者さんはきっと「できることは自分もやっていきたい」と思っているのだと思います。その気持を大切にしつつ、効果的な方法で家事シェアを続けていって下さい。