• 育児・子育て
  • しつけ・教育

もしも子どもが駄々をこねたら?覚えておきたい対処法

子どもの行動は本当に予想がつかなくて、時折本当に困る事があります。そんなときはどうしたらいいのでしょうか?元保育士の小崎先生に聞いてみましょう!

子どもの行動は本当に予想がつかなくて、時折本当に困る事があります。そんなときはどうしたらいいのでしょうか?元保育士の小崎先生に聞いてみましょう!

相談

うちは共働きで僕が保育園のお迎えを担当しています。ただ、最近息子が帰り道で「帰りたくない!」と駄々をこねることが増えてきて困っています。
こういうときはどうしたらいいでしょうか?

回答

相談に答える前に、まずパパに質問です。
これからどんな子どもになって欲しいと思っていますか?
ぜひこの機会に考えてみてください。
 
この相談から察するに「駄々をこねる息子にはなって欲しくない」と思っておられるのでしょうね。もちろん駄々をこねたり、わがままを言ったり、いうことを聞かない子どもと対峙することや対応することは、時として大変だったり周りから白い目で見られたりします。
 
親としてもつらいところですね。こんなに手のかかる育てにくい子どもには、なって欲しくない!というところでしょうか。その気持ちもよくわかります。

完璧な子どもが理想ですか?


 
それではどのような子どもが、理想の子ども像でしょうか?
 
今の話の流れで行くと、そのような子どもではない子どもとなりますね。「ちゃんということを聞いて、わがままを言わず素直で、大人しくていい子」もっと言うと、「かしこくて、運動ができて、笑顔が素敵で、要領が良くて、子どもらしくて、自分のことはなんでもできて、周りに気を使い、よく食べよく寝てよく遊ぶ子ども」
 
どうですか?完璧ですね。
 
けれどよく考えてくださいね。もしこんな子どもがいたら、きっと親なんかいりませんよ。この子は一人でしっかりと生きていくでしょう。

子どもの真のメッセージを読み取るためには?


 
子どもはまさに今成長の途中で、一生懸命に全身全霊で「生きて行く練習」をしています。それは決してうまく生きることではないはずです。これから将来に向けてうまく生きるために、今いろんな失敗や間違いをしているのです。それは時には大人や親や社会から見れば、「困ったこと」「大変なこと」「面倒臭いこと」に映るのです。けれどその姿が子どもの証であり、誰しもがそのようにして成長してきたのです。
 
パパはこれまで、ずっとうまく生きてきましたか?そんなことはないはずですし、また覚えていないだけできっといい子ではなかったでしょう。。それでいいんです。生きる練習をいっぱいし、失敗して周りを困らせた方が、高い経験値を得ることができるでしょう。また周りがそれをうまく受け止めて対応してくれたからこそ、今のパパがあるのですね。
 
道端で突然帰りたくなくなったお子さんは、とても子どもらしくまた一生懸命にパパにメッセージを出しています。パパはそのメッセージを、うまく読み取ることができていますか?
 
子どもの姿に対して「困った」と思った瞬間に全てのメッセージが、読み取れなくなってしまうはずです。だからこそ、子どもの生きていく練習に付き合い、まずは「困った」というその気持ちをグッと抑えることからはじめてみてください。そしてその子どもの真のメッセージ読み取ることができたら、帰りたくないという気持ちに寄り添ってあげてください。