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自分の時間が欲しい!子育て中の悩みを乗り越えるためにしてほしい3つのこと

小さい子どもは親がお世話をしなければいけません。そうわかっていてもずっとかかりきりになってしまうと、時には解放される時間が欲しいという方はたくさんいると思います。では、どうしたらいいのでしょうか?全国で子育てセミナーに登壇してたくさんのママやパパの悩みを聞いてきた認定子育てアドバイザーの高祖常子さんに伺いました。

小さい子どもは親がお世話をしなければいけません。そうわかっていてもずっとかかりきりになってしまうと、時には解放される時間が欲しいという方はたくさんいると思います。では、どうしたらいいのでしょうか?全国で子育てセミナーに登壇してたくさんのママやパパの悩みを聞いてきた認定子育てアドバイザーの高祖常子さんに伺いました。

自分でアンテナを下げることが難しい

「自分の時間が欲しい」という悩みはたくさんのママから聞きます。

特に新生児のうちは授乳もオムツ替えも頻繁。寝ている時間も短いので休まるヒマがありません。赤ちゃんと言葉でコミュニケーションを取ることができないストレスもあります。赤ちゃんという未熟な生命を守るためだとわかっているからこそ、24時間休むことなく万が一に備えている状況です。

いわば、ずっと感度の高いアンテナが立っている状況が続いているのです。

たとえ自分が寝ている間でも変わりません。赤ちゃんのちょっとした動きや息づかいの変化に反応してしまいます。だからこそ、寝ても疲れが取れないということになります。

客観的に見れば、成長とともにペースはゆるやかになっていくことですが、真っただ中にいると気づくことは難しく、それが延々と続いてしまうような感覚に陥ります。

どうやったらアンテナを下ろすことができるのか?

アンテナの下ろし方については、はっきりこうすればいいということはありません。
なぜなら人によって違いますし、その方法は家族の状況や子どもの成長によって変わっていくこともあるからです。

まずは、誰かに赤ちゃんを託して、物理的に赤ちゃんと離れる時間を作ってみましょう。やはり同じ部屋や近くにいるとどうしても気になりますから、場所を完全に隔てることが効果的だと感じています。

ただし、ひとつ大切な条件があります。それはママが安心して赤ちゃんを任せられる人がいることです。これがとても難しいのです。

物理的に離れる方法はいろいろあります。おばあちゃんおじいちゃんやママ友たちを頼ること、一時保育やファミリーサポートを利用することなど。しかし、心から安心していないと、離れていてもずっと心配でアンテナは下がりません。また、ママ自身が「ママなんだからちゃんとやらないといけない」という気持ちが強いと任せることはとても難しいし、預けていることに罪悪感を抱いてしまいます。

周りから「もっと気楽に」と言われても、そう簡単にできることではなく、「どうやって気楽にしたらいいのか?」とより追い詰められてしまうこともあります。

自分の時間とはなんなのか?

家庭によって事情は異なるでしょうが、そんなときはやはりまずパパと協力してほしいと思います。それは、今、協力して乗り越えることが、これから一緒に子育てをしていく上で、夫婦や家族をいい関係にしていくことに繋がるからです。

また、パパからは夜泣きでママが大変な時に寝ていて怒られたという話もよく聞きます。女性の方が男性よりも赤ちゃんの泣き声により敏感に反応するというデータもあります。また、パパの中には家に帰っても仕事のことが頭から離れない、つまり仕事のアンテナがなかなか下がらなかったり、わかってはいるけど子育てのアンテナが上がらなくて、ママに申し訳ないと感じている人もいます。アンテナの上げ方や下ろし方に悩んでいるのはママだけではないケースもあるのです。

二人でして欲しいことは3つ。

  • 話すこと
  • 試すこと
  • 変えること

まずどんな話をするか?これは今の気持ちや辛さを共有することはもちろんですが、そもそも「自分自身の時間とは何か?」ということです。先ほども言ったように、アンテナを下ろしてリセットする方法は人それぞれ違います。一人で出かけること、映画やドラマを見ること、運動すること、友達と話すことという場合もあります。どのくらい時間が必要かも人によって違います。30分で済む人もいれば半日かけても難しい人もいます。これを夫婦で共有してみましょう。

このとき大事なのは、ママやパパがそれぞれ自分のやり方を相手に押しつけないことです。自分はこうしたらリセットできる、という考え方はまず置いておきましょう。

なんとなくでも自分の時間がわかってきたら、次は実際に試してみましょう。

ママが「一人になりたい」というから子どもを連れて出かけたのに、帰ってきたら、ママが不機嫌なんて話もよく聞きます。これは「一人の時間がほしい」とは言ったものの、いざ一人になったら何もする気がおきなかったり、おいて行かれたような寂しい気分になったり、思うようにリセットできない場合があるからです。それぞれが、心地よい自分のリセット方法をわかっていないこともよくあるものです。トライ&エラーを繰り返しながら自分たちが求めている「自分の時間」を見つけてみましょう。

そして、ようやく見つけたはずの「自分の時間」も変わることがあるからやっかいです。でも、それを受け入れましょう。

この間は映画を見たらリセットできたのに、今回はできなかったということもよくあります。その時にせっかく時間を作ってくれたのだからと、モヤモヤを胸の内にしまうのではなく、「映画を見たけど、ひとりじゃつまらなかった」と積極的に共有することも大事です。

子育てには正解がありません。子どもがぐずっている今はどうすべきなのかなど、常に微妙な判断が次々と求められます。しかもずっと続いていきます。疲れていると、精神的にも体力的にも疲弊しますし、余裕がなくなると判断力も低下してしまいます。だからこそ、夫婦で共有しながら、お互いの心を満たしたり、リフレッシュさせておくことが大事です。ぜひ、3つのことを繰り返し、摺り合わせていくことで家族それぞれがお互いに余裕を持って楽しく暮らせるように工夫していってみましょう。