• 住まい
  • 料理

今がまさに旬!お得で美味しいニンニクを長期保存するコツ

5月にはニンニクが旬を迎えます。青森県産のものが普段は見ない価格で袋詰めにされていて、思わず買ってしまいそうになりますが、しばらく経つと芽が出てしまうのが悩みどころです。そこで、オススメなのが醤油漬けやオイル漬け。冷蔵庫で保存すれば1年はもちます。今回はニンニクの選び方に始まって、手軽に美味しく漬け込む方法を、管理栄養士でレシピ開発も手がける平原あさみさんに伺いました。

5月にはニンニクが旬を迎えます。青森県産のものが普段は見ない価格で袋詰めにされていて、思わず買ってしまいそうになりますが、しばらく経つと芽が出てしまうのが悩みどころです。そこで、オススメなのが醤油漬けやオイル漬け。冷蔵庫で保存すれば1年はもちます。今回はニンニクの選び方に始まって、手軽に美味しく漬け込む方法を、管理栄養士でレシピ開発も手がける平原あさみさんに伺いました。

新鮮なニンニクの選び方と保存方法

スーパーなどでニンニクを選ぶ際には、まず見た目で判断します。皮が茶色っぽいものは鮮度が落ちている可能性があるので、表面が白いものを選ぶようにしましょう。新ニンニクには少し赤みを帯びたものもありますが、これはニンニクに含まれるアントシアンなどの成分が反応した酸化現象です。味に影響はなく、中身は白いので心配ありません。

購入したニンニクは、高温多湿を避け、風通しの良い涼しい所に置いておきます。気温が高くなると鮮度が落ちやすいので、夏場は冷蔵庫で保存しましょう。とはいえ、あまり長くおいておくと、芽が出たり、中の水分が抜けてスカスカになったりしてしまいます。

表皮をむいてバラして、ラップに包んで冷凍すれば長期保存も可能ですが、冷蔵庫で解凍するときに風味が若干損なわれてしまいます。そこでオススメなのが、ニンニクのオイル漬けや醤油漬けというわけです。

ニンニク漬けの簡単な作り方

オイル漬けで用意するものは、ニンニク、オリーブオイル、保存容器の3つです。まずは保存容器を煮沸し、自然乾燥させて水気を飛ばします。このとき、食品用アルコールなどで消毒するとさらに安心です。

オイルの分量は保存容器の半分くらいにしておくのがポイント。ニンニクの水分が出るので、あまり多く入れすぎてしまうと、保存中にオイルが溢れ出してしまいます。

香りづけで鷹の爪やハーブ(ローズマリー、タイムなど)を一緒に入れても、美味しく仕上がります。ただ、鷹の爪は少し辛みがあるので、小さな子どものいる家庭などでは避けた方がよいかもしれません。

醤油漬けで用意するものも、ニンニク、醤油、保存容器の3つとシンプル。みりんや酒などの調味料を入れなくても、醤油のみで美味しく仕上がります。

それでは、ニンニクの下ごしらえをしていきましょう。まずは、小房に分けて、根元の硬い部分を切り落とします。断面部分からニンニクの先端方向に向けて、皮を剥いていくのがポイント。先端からは皮が剥きにくいので、この根本だけを切り落とすやり方がオススメです。

新鮮なニンニクは薄皮がしっかりついていて、上手く剥けないことがあります。そんなときには、ある裏技が……。

それは、鍋やボウルの底で何度かニンニクを叩くこと。身が潰れない程度の衝撃を加えることで、皮と身の間に隙間ができて皮が剥きやすくなります。

ニンニクの皮を剥いたら、あとはオイルや醤油とともに保存容器に詰めるだけ! 今回はそのまま食べられるように丸ごと漬け込みましたが、みじん切りや輪切りにしてもOK。みじん切りにして、1ヶ月ほど保存したものがこちらです。

細かく刻むとオイルに味がつきやすく、ニンニクの風味をより強く楽しめます。炒め物の時などにニンニクを刻む手間が省けて便利ですよ。香りも増すので、ニンニク好きにはオススメです。

なお、カビや劣化を防ぐために、ニンニクは全体がオイルや醤油に浸るようにして、冷蔵庫で保管してください。ニンニクをそのまま食べる場合は、1ヶ月くらい漬け込んだ方がいいでしょう。ニンニクの辛みがなくなり、味がまろやかになります。

1週間ほど経つと、オイルや醤油にある程度ニンニクの風味が移り、料理の味付けに使うとで深みが出ます。醤油漬けは煮切ったみりんや日本酒を加えると、よりまろやかな味わいに。だし昆布を入れると旨みが出て、より深い味わいに仕上がります。醤油やオイルが少なくなったら、あとで継ぎ足しても大丈夫です。

使い方は色々!刺身やオイル煮に大活躍

醤油漬けしたニンニクと漬けダレをカツオのたたきなどにかければ、風味が増して絶品のおつまみになります。

香りのもとであるアリシンがビタミンB1と結びつくことで、疲労回復の効果が期待できると言われているので、仕事終わりなど疲れたときに食べるのがオススメです。そんなニンニクと相性がバッチリなのが、新陳代謝をアップさせるといわれるショウガ。スタミナ回復をより強力にサポートしてくれます。

オイル漬けもニンニクと漬けたオイルを合わせて使うと良いでしょう。オイルにしっかりニンニクの風味がついているので、鶏肉と一緒に煮込むだけで、コツいらずで美味しく仕上がります。ペペロンチーノやアヒージョを作る際にも大活躍です。

ニンニクは漬け込むことで長期保存できるだけでなく、オリーブオイルや醤油がちょっと一味欲しいときに使える万能調味料に進化します。「翌日に響くのでは?」と心配なときは、にんにくそのものではなくオイルを少し加えるだけで、濃厚な風味が楽しめますよ。食後の匂いが気にならないので、ニンニクの香りや味を少しだけプラスしたい時にオススメです。

誰でも簡単に作れる醤油漬け&オイル漬け、ぜひお試しください。