
6月16日は「和菓子の日」。平安中期の848年6月16日に、仁明天皇が16個の菓子や餅を神前に供えて、疾病よけと健康招福を祈ったとされることが、和菓子の日の由来とのこと。せっかくの記念日なので、和菓子作ってみませんか?親子で作れる和菓子って何があるのでしょうか。お子さんが小さなころから、親子で和菓子作りをされていたという、パパ料理研究家の滝村雅晴さんに聞いてみました。
長女が5才、次女が2才のころから、パパ子で団子づくりをしていた、パパ料理研究家の滝村です。
親子で始める、初めての和菓子作りは「団子」がぴったりです。小さな子どもが、粘土で団子を作るのと変わりません。いろんな大きさ、変わった形があっても楽しい。
ゆでている間に形が崩れる。大きすぎて火が通らないかもしれないけれど、どれも親子で楽しめばご愛嬌。
そして、タレも簡単に作れるので「みたらし団子」を作ってみましょう。
計る、こねる、丸めると、未就学児の子どもでも楽しめる作業が満載です!
★パパレシピ
材料:
白玉粉(100g)
上新粉(100g)
ぬるま湯(180cc)
片栗粉(大さじ2)+水(大さじ2)
A
砂糖(大さじ3)
しょうゆ(大さじ1)
水(大さじ4)
<作り方>
① ボウルに、白玉粉と上新粉をいれて、かき混ぜる。
ぬるま湯を少しずついれて混ぜ合わせ練りこむ。
計るのもやってみよう。
100gちょうど入れられるかな?
団子をこねあげるのは、力仕事だからパパの出番、
② いい硬さになったら、市販のみたらし団子をイメージして、
3センチぐらいの大きさに切り取り、丸める。
ここからは、子どもたちが自由に創作。
こねこね。お姉ちゃんが上手に丸めているのを妹が真似します。
出来上がった団子は。。。
なんて自由な形なんでしょう(笑)
③ 沸騰した湯に2をいれ、浮かび上がって2分ほどたってざるにあげ、冷水で冷ます。
④ 小鍋でタレ作り。
Aを弱火で熱し、水でしっかりと片栗粉ををといて加え、とろみをつける。
⑤ 団子を串にさし、たれをかけてできあがり。
なんか動物を作ったらしいです。
これが子どもの想像力ですよね。
和菓子らしい、みたらし団子も完成。
今回紹介したのは、今から12年前、当時の娘たちと実際に作った時の写真。
見るだけで、あの時の思い出とみたらし団子の味が蘇ります。
親子で料理を作る思い出は、子供が忘れてしまっていても、
パパにとって何よりの宝物。
いっぱい一緒に作って良かったなと、心から思います。
今日もご馳走様でした。