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子育て世代に車は必須?カーシェアは使う?~子育て世代の車との付き合い方アンケート~

かつては家族の必須アイテムと言われた車。最近では「車離れ」という言葉も聞かれるようになりましたが、やっぱり移動にはとても便利なものであることには変わりありません。実際に子育て世代のパパやママはどのように車を利用しているのでしょうか?今回はパパコミ編集部がNPO法人ファザーリング・ジャパンのメンバーを中心に、全国236名のパパママに車の利用に関するアンケートを実施。その結果を紹介します。

かつては家族の必須アイテムと言われた車。最近では「車離れ」という言葉も聞かれるようになりましたが、やっぱり移動にはとても便利なものであることには変わりありません。実際に子育て世代のパパやママはどのように車を利用しているのでしょうか?今回はパパコミ編集部がNPO法人ファザーリング・ジャパンのメンバーを中心に、全国236名のパパママに車の利用に関するアンケートを実施。その結果を紹介します。

子育て世帯は車を持っている割合が高い

今回のアンケートでは、首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉)で暮らすパパやママ140人、それ以外の地域で暮らすパパやママ96人に回答をいただきました。
内閣府の調査によると、全国の自家用車の普及率はおよそ70%。これは単身家庭も含んだ数字です。一方、子育て世代向けに行った今回の調査での自家用車の普及率は73.7%。若干ではありますが、全体を上回っています。

そして、これを首都圏に当てはめてみると、内閣府の調査によると全世帯での普及率は30%程度のところ、今回のアンケートでの普及率は62%!住宅事情や駐車場の確保が難しいことなどがあり、都心部では自家用車を持つことは大変というイメージがありますが、思いのほか高い普及率が出ました。

また、車を利用するシチュエーションは「買い物」と「お出かけ」で80%以上を占めます。次いで「子どもの送迎」も10%を超えています。多くは小学生以上の子どもがいるパパママの回答で、地域的な要因もあると思いますが、子どもたちを手厚くサポートしている様子もうかがえます。

カーシェアの壁はチャイルドシート

最近はいろいろなものを「シェア」する文化が浸透してきて、車についての意識も「所有」から「利用」に移行しているといわれていますが、実際に街中でもカーシェアサービスの看板を見かけることは増えてきているように感じます。

では、子育て世代はカーシェアを使っているのでしょうか?

さすがに自家用車を持っている人も含めると、カーシェアについて「頻繁に使っている」と「使ったことがある」を合わせても、23%程度にとどまります。しかし、自家用車を持っていない人に限った場合、「頻繁に使っている」と「使ったことがある」を合わせると44%。さらに「チャンスがあれば使いたい」と答えた人を合わせると55%に達し、カーシェアについて興味を持っていることがわかります。

また、「頻繁に使っている」と答えた人の88%は首都圏で暮らす自家用車を持っていない人で、やはり自家用車を持っていない人が多い首都圏の方が、カーシェアの利用には積極的です。

一方で、カーシェアを使わない理由についてはこんな意見が挙がりました。
もっとも多かったのは「カーステーションが近くにない」また「直前だと予約が取れない」。そして、「普段運転していないので不安」というペーパードライバーの意見もありました。

また、今回は子育て世代ということで散見されたのが「チャイルドシート」について。

「カーシェアの車にはチャイルドシートが付いていないから。持参するのは大変」(30代女性 首都圏在住 未就学児)
「子どもが二人いるが、レンタカーやカーシェアはチャイルドシートが一つしかなく使えない」(30代 男性 首都圏在住 未就学児)

カーシェアサービスの中には、3歳くらいから使える「キッズシート」をトランクなどに常備しているものもありますが、チャイルドシートはほとんどありません。また、常備しているところでも1台がほとんどなので、子どもが二人以上いる場合には、自分たちで用意する必要があり、それが壁になっているようです。

今回のアンケートで「頻繁に使っている」と答えた方も70%近くが小学生以上の子どもがいる家庭なのは、そこがポイントになっているとも感じられます。

今後はチャイルドシートまで完備しているカーシェアサービスが登場すれば、子育て世代にとってもありがたい存在になりそうですね。

求む!自動運転!?

今回のアンケートでは「移動中に困ること・苦労すること」についても聞きました。その回答には、子育て世代あるあるがいっぱい!

「雨だと自転車が使いにくいが、タクシーはお金的にあまり頻繁には使えない」(30代 女性 首都圏在住 未就学児)

とくに自家用車がなかったり使えない場合においては天気が本当に重要!子どもが小さい間は本当に雨が大敵ですよね。

「子どもが暴れる」(40代 男性 首都圏在住 未就学児)

シンプルに困ります!そして移動に限ったことではなくいつでも困ります!

「電車内ではベビーカーや荷物が場所を取るし、急に大きな声を出したりする事があるので気を遣います」(30代 男性 近畿在住 未就学児)

子育て中は本当に荷物が多くなります。それに加えてベビーカー。電車の中では肩身が狭いですよね。ぜひ温かく見守っていただきたい。

「荷物が多いとき、子どもが抱っこモードになると悲劇」(40代 男性 首都圏在住 未就学児)

まさに悲劇ですね。かといって断るわけにもいかず、辛いところです。。

「子どもの車酔いが酷い」(40代 男性 首都圏在住 未就学児)

これも多く見られました。誰が悪いわけではないので当たり所がないのがまたツラいですよね。

「兄弟で車好きと車嫌いがいる」(40代 男性 首都圏在住 中学生以上)

なんて深い悩みでしょう。個性を大事にしたい気持ちもありますが、解決方法がまったくわかりません。

「(お酒が)飲めない」(50代 男性 首都圏在住 中学生以上)

それはもう仕方ない。ガマンしましょう。ただ、気持ちはよくわかります。

「奥さんが車庫入れ苦手」(50代 男性 首都圏在住 小学生)

そういう悩みの方向性は想定外でした。ただ、確かにそれは悩ましいことでもありますよね。

そして、最後に二つまとめて紹介します。

「運転したくないので、早く自動運転車を実用化してほしい」(50代 男性 首都圏在住 中学生以上)
「自分が運転すると子どもたちとの会話が対面でできないが、公共交通機関では自由に行動することもできないので自家用車となってしまう。自動運転車ができればいいなと切に願います」(40代 男性 北海道・東北在住 中学生以上)

悩みの方向性はまったく違うのですが、奇跡的に解決法が「自動運転」という最新技術に帰結しています!10年前ではきっとアンケートには出て来なかったであろう言葉で、確実に時代が進んでいることを実感させられました。

今回のアンケートでは、暮らしている地域の環境によって、車との付き合い方が変わることを改めて実感しつつも、カーシェアや自動運転という新しいキーワードも出て、今という時代も感じられました。一方で、移動で困ることにはやはり時代も地域も関係ないということも明らかに。

子育て世代のみなさん!子どもとの移動は大変ですが、きっといい思い出になると信じて、乗り切っていきましょう!