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便秘の赤ちゃんにはオムツ替えストレッチ

大人でも辛い便秘ですが、赤ちゃんもなることがあり、やっぱり辛そうですし、時には熱が出ることもあります。しかし、母乳が中心の赤ちゃんがなぜ便秘になってしまうのでしょうか?フィジカルトレーナーの櫻井優司さんに気になることをいろいろ聞いてみました!

大人でも辛い便秘ですが、赤ちゃんもなることがあり、やっぱり辛そうですし、時には熱が出ることもあります。しかし、母乳が中心の赤ちゃんがなぜ便秘になってしまうのでしょうか?フィジカルトレーナーの櫻井優司さんに気になることをいろいろ聞いてみました!

 便秘の原因は腸内にあり

便秘の多くは腸の中の状態に関係しています。

腸の中には、腸の働きを助ける「善玉菌」と悪さをする「悪玉菌」、そして場合によってどちらの働きをすることがある「日和見菌」という3種類の細菌がいますが、大切なのはこの3つのバランスです。

健康なバランスは「善玉菌」が2割、「悪玉菌」が1割、「日和見菌」が7割。これが崩れてしまうと便に影響が出るのです。普通に考えると「悪玉菌」がなくなればいいのでは?と思ってしまいますが、「悪玉菌」が存在しないと、「善玉菌」も正しく働かないので、まったくいなくなってしまってもダメ。ちょうどいいバランスが重要なのです。

このバランスの問題は、赤ちゃんだけでなく大人も同じです。偏った食生活などにより腸内のバランスが崩れてしまうと便秘になってしまいます。

では、食生活といってもほとんどが母乳の赤ちゃんはなぜ便秘になってしまうのでしょうか?

離乳食のタイミングは注意が必要

まず、食生活とあまり関係がない便秘の原因として考えられるのは、冷えによるものです。体温が低い状況では腸が正常に働かないことがあり、下痢になったり便秘になってしまいます。

そして、母乳だけを飲んでいても便秘になることもあります。原因として考えられるもののひとつは、消化を助ける働きがあるよだれや胃酸が少ないこと。これは体質による部分もありますが、おしゃぶりや指をくわえて口の中を刺激することでよだれをたくさん出すこともできます。ただし、そもそもこの「口にくわえること」が苦手な赤ちゃんもいます。

よだれや胃酸が少ない赤ちゃんが母乳やミルクを飲み過ぎた時に充分に消化できず、腸内のバランスが崩れてしまい便秘になることがあるのです。ですから、便秘になりやすい赤ちゃんの場合は、母乳やミルクの量に注意が必要です。

また、腸が新しいものを受け入れた時には慣れるまでの間、バランスが崩れがちになります。つまりは離乳食を始めたタイミングです。いろいろな食べ物や飲み物に慣れて腸の中がしっかりと安定するのは、2歳から3歳くらいと言われているので、ある意味、この時期は仕方ないとも考えられると思います。

オムツを替えるときがチャンス!

体質はもちろん、食生活については、特に赤ちゃんの場合、気をつけられることが多くありません。では、どうやって便秘を予防すればよいのでしょうか?

その方法のひとつが腸に刺激を与えて正常な活動を促すこと。しかし、腸を直接触ることはできません。そこで骨盤周りのストレッチがオススメです。
骨盤は腸の中でも排便に大きく関係する大腸に繋がっているので、その周りの腹筋や背筋、また排便を促す肛門括約筋を刺激することで腸の働きの向上に期待ができます。

具体的にはオムツを替える時に足の付け根を動かしてあげることです。
まず、足首を持って、抱え込ませるように膝を閉じたまま曲げて5秒。
そして膝を曲げたまま開脚して5秒。

この2つの動作をゆっくり5セット行えば、十分なストレッチになります。

オムツを替える回数は多いので毎回必ず行う必要はないので、たまには少しだけ時間を使って動かしてあげてください。