
トイレ掃除は毎日やることですが、実はやることが多くてなかなか大変。できれば、夫婦で協力してやりたいところです。そこで今回は、家事代行マッチングサービス「タスカジ」にて“予約の取れない家政婦”として大活躍中!これまで延べ6000件の家庭をサポートしてきたseaさんにトイレ掃除の中で、ぜひパパに協力してほしいポイントを聞きました。
日本の住宅事情を考えれば、もうびっくりするほどトイレが広すぎてお掃除をするのが大変!というご家庭はあまり多くないと思います。掃除を担当していない方から見ると、このくらいのスペースの掃除ならすぐに終わるでしょ?と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
トイレの中には、思ったよりいろいろなものがあります。便座、便器、棚、窓、換気扇、床や壁。ザっと思いつくだけでもこれだけあって、しかもそれぞれ汚れの種類や素材が違うので掃除に使うものもやり方も変わってきます。
だからこそ、できれば分担したいのです。
そしてもう一つ。部屋のど真ん中にメインである便器やタンクがドカンと設置されているので、中では動きにくく、届かないところが多いのです。
トイレ掃除というと便器にばかり目がいきがちですが、拭かなければいけないところもたくさんあります。そこで、力が必要で体力を使う拭き掃除を担当することを提案します。
また、いろいろなものを持ち換えて掃除をしないで済むように、全て市販の使い捨てウェットシート(できれば除菌タイプ)で拭けるところを済ませてしまいましょう。
では、どんな場所を担当するか?
まずは壁や換気扇、窓の周りです。壁については、用を足すときに飛び散ることが多い腰から下の高さは、まめに掃除をしている人もいると思いますが、匂いのもととなる成分は部屋全体、壁の高いところまで広がっています。時には、手を伸ばして高いところまで拭きましょう。換気扇や窓の周りはホコリがたまりやすいのですが、こまめに拭くことですっきりします。
そして、意外と掃除がしにくいのが便器の裏、タンクの下あたりです。思いっきり手を伸ばしても届かないし、届いたとしても力が入らないことが多いです。ここも気が付くとホコリがたまっていたりするので、できるときに、サッと拭いてしまいましょう。
ちなみに、どうしてトイレという狭い空間になぜあんなにもホコリがたまるんだろう?と不思議に思っている人もいると思いますが、原因はトイレットペーパーと服の脱ぎ着を頻繁にすることです。そのため、女の子が多い家庭では、おのずとホコリはたまりやすくなります。
せっかくウェットシートを持っているのですから、時間があれば、壁や床全体を拭いてもらいたいところですが、ついでにもう一つ、ついつい普段忘れがちなところもフォローしておきましょう。
それはトイレのドアです。トイレ掃除をするときってドアを開けた状態ですることが多いと思いますが、終わったら片付けてそのまま出てしまいがち。そうなると、特にドアの内側を掃除するのを忘れてしまうのです。
また、トイレのドアノブもたくさん触るのでしっかり拭くことを忘れずに。
掃除は1人で全部やろうとするととても大変です。上手に分担して楽しくきれいにしてくださいね!