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人気アイドルにそっくりなイケメン保育士に聞く!子どもに注意をするコツ

成長途中の子どもたちは何かとうまくできないときがあります。そんな時、注意しようとしてついつい怒ってしまうこともありますよね。今回は現役イケメン保育士、杉本倉規さんに、小さい子に注意をするときのコツを聞きました!

成長途中の子どもたちは何かとうまくできないときがあります。そんな時、注意しようとしてついつい怒ってしまうこともありますよね。今回は現役イケメン保育士、杉本倉規さんに、小さい子に注意をするときのコツを聞きました!

正しいことを説明する

子どもを注意するときに保育士はそれぞれ気を付けていることがあります。例えば、保育園の中を走り回ってしまう子っていますよね?こういう子にどうやって注意するときのポイントをお伝えします。

多くの人は「走らない!」とか「走っちゃダメ!」と言うと思いますが、僕は「歩いて!」と伝えます。「走らない」とか「走っちゃダメ」という言葉には、正しい動きの説明が含まれていないので、子どもからするとどうしたらいいかわからないのです。だから、注意するときは、やってほしいことを伝えます。また、その時に理由も伝えます。「お友達とぶつかったり、君もケガしちゃうかもしれない。危ないから歩いてね」という感じです。

こういった“ルールを守る”ということを覚えてもらう時は、細かく説明するのは最初だけで、そのあとはしばらく繰り返しても短く伝えます。ルールを守るということは習慣をつけるということなので、一回一回長く言うよりも短く伝えて促す方が効果的だと感じています。

また、その子だけに注意したい時は、別の場所、できればみんながいないところに連れて行ってしっかり伝えます。これはその子に集中して聞いてもらうためです。逆に、保育園全体のルールや集団遊びをしているようなケースはみんなの前で伝えます。これはその子だけでなくみんなにもわかってもらうためです。

「なんでできないの?」は絶対にNG

よく否定の言葉を使ってはいけないと言われますが、そうとも限りません。良くないことを伝えるためには時に必要になるからです。ただし、そこには条件があります。行動は否定しても人格を否定しないことです。「君はこれができないよね」これだけで終わるのは、完全な人格否定になるので良くないです。理想は「君は元気がいいのが素晴らしいけど、保育園の中では危ないから走らないで歩いてね」という具合に、元気がよくて活発である個性を肯定しつつ、走ってしまうという行動は否定。最後にはやはり正しい行動を伝えることです。

子どもたちが言われて一番困るのが「なんでできないの?」です。もちろん子どもたちもわかりません。それにこれに答えられる子は最初からできます。これを言われると大人でも腹が立つと思います。しかも、この言葉の中には正しい行動もやっちゃいけない理由もないので納得もできません。大人で言うと「ルールですから」とバッサリ切り捨てられるようなものですよね。大人ですら納得できないものを子どもに理解させるのは無理なことだと思います。

教えるときはその子の個性を見極めることが重要。

何度注意しても変わらない子の多くは、その注意自体を聞き流していることが多いです。なので、内容ややり方の問題だけでなく、まずは人の話をちゃんと聞くことを覚えることからはじめた方がいいと思います。

伝えるときのポイントですが、まず怒鳴ったり大きな声を出すことは絶対にしません。これはもうただの威嚇になってしまうので、子どもたちは怖がってしまい内容を受け止めてくれません。いつもとはちょっと違う真剣な表情でいつもとはちょっと違うしっかりした口調で言うだけで十分に伝わります。

また、もう一つのポイントはその子の個性です。その子はどんな理由があれば、守ろうとしてくれるのか?というところ。この見極めが難しいんです。すべてがそうではないですが、「自分のためになるから」か「人のためになるから」という2つのパターンが多いと感じます。

例えば「これができるようになったらかっこいいと思うからやってみて」というと、自分のために頑張れる子っていますよね?一方では「これができるようになったら先生うれしいからやってみてくれる?」というと、先生に喜んでほしいと思って頑張れる子もいます。もちろんこの先生の部分が、ママやパパだったり、お友達だったり、兄弟だったりバリエーションはいろいろあります。

その子の個性に合わせて、人格を否定せずに行動を否定。正しい行動までを怒鳴らずに伝える。すぐにこれで解決するとは限りませんが、気を付けて行動していくと成長していく中で気づいてくれる日が来ると思いますので、ぜひ試してみてください。