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夫婦ゲンカから仲直りする3つの方法

注意していても起こってしまう夫婦ゲンカ。原因はだいたい些細なことですが、問題はケンカそのものでなく、どう仲直りするか?今回はアドラー式子育ての熊野英一さんに上手に仲直りするためのアドバイスをうかがいました!

注意していても起こってしまう夫婦ゲンカ。原因はだいたい些細なことですが、問題はケンカそのものでなく、どう仲直りするか?今回はアドラー式子育ての熊野英一さんに上手に仲直りするためのアドバイスをうかがいました!

ケンカの原因は「わかってほしい」

パパコミ読者の皆さん、こんにちは。アドラー式子育てをお伝えしている、株式会社子育て支援 代表取締役の熊野です。

オリンピックで盛り上がるはずだった2020年の夏。誰も予想し得なかった夏になりました。「新しい日常」という言葉も浸透しましたが、「変わらない日常」もまた厳然として存在しています。その代表格のひとつが「夫婦ゲンカ」というご家庭も少なくないのでは?

今回は「起きてしまった夫婦ゲンカから、どうやってクイックに、元どおりの関係に戻すか?」というテーマについて考えてみたいと思います。

コミュニケーションは全て「わかってほしい」のせめぎ合いです。最も親しい間柄であるはずの夫婦が、険悪になりケンカに発展してしまうとき、そこには必ず「言わなくてもわかるでしょ!」「何回言ったらわかるの!」という思いがどちらかもしくは双方にあるはずです。

ホントは、親しい間柄であっても所詮は他人なのだから、「わかってほしい本音」を丁寧に、素直に伝え続けるしかないのですが、ついつい、長い結婚生活の馴れ合いの中で、それをはしょってしまうのですね〜、お互いに。

時間のゆとりがない。だから、心にもゆとりがなくなる。そうすると、丁寧に想いを伝えることができず、つい、「怒り」という感情を使ってこちらの本音(落胆、不安、心配、淋しい、悲しい、など)を手っ取り早くアピールしたくなっちゃう、というカラクリです。

仲直りをすすめる3つの方法

では、時間にも心にもゆとりを持てず、つい喧嘩モードに突入してしまったら、どうしたら良いのか?私一人では担いきれない難問なので、今回は私が仲間とともに立ち上げたwithコロナの時代を生き抜くためのコミュニティ「My Revolution2020」のメンバーとともに3つの対応策を考えました。

夫婦ゲンカ対応策 その1<気持ちと言動を分けて、素直に謝る>

本音を伝えたかったけど、素直に言うのではなく、怒りでアピールしてしまった。本音は自分にとって譲れない大切なポイントだから、ここは大切にする。でも、「怒りでアピール」するという大人げない言動を選択したその行為に関しては、素直に謝る。

謝り方は、直接言葉で伝えたり、メールやLINEなどテキスト・メッセージで伝えたり、その時の状況に応じて。くれぐれも、相手が謝るまでこちらは謝らない!などと、大人気ない選択を繰り返さないように。

夫婦ゲンカ対応策 その2<ルールを作って、時間と距離を味方につける>

エキサイトしている状況で話し合おうとしても、やはりお互いに自分の主張をぶつけ合うばかりで、建設的な対話にはなりにくいもの。そんな時は、その場を離れる、1日寝かせる、など時間と距離を活用するのが得策かもしれません。

ただし、いきなり家を出てしまうと戻るに戻れなくなったりするリスクがあるので、日頃から「もし喧嘩になって収集がつかなくなったら、どちらかがプチ家出(自室に籠もったり、近くのコンビニやファミレスなどに逃避するなど)することを認めよう。それは冷却期間を置くことを目的としたもので、ルールの範囲内である限りプチ家出自体を非難することはやめよう」と言う戦時ルール協定をあらかじめ結んで置くと良いかもしれません。

時間がたてば、もうOKということもあるでしょうし、お互いに冷静に考える時間があれば、冷静な話し合いになる可能性は高まります。

夫婦ゲンカ対応策 その3<仲直りの儀式を粛々と挙行する>

時間を置いて、冷静になって、お互いの本音を伝え合う。折り合えないことはあるかもしれないが、お互いの譲れない信念を尊重し合う。ここまでできたら、仲直りの儀式を。
例えば、ハグをする、キスをする、みたいなことでもいいし、もっとライトなことでもいいと思います。

双方にとって心地よい儀式を挙行して、ケジメをつけましょう。
ま、そもそも、惚れ合って一緒になった仲じゃないですか!
スキンシップをとって、オキシトシンが分泌されれば、「ま、いいか!」となるかもしれませんよ。

もちろん、夫婦ゲンカの原因や、その他の状況が複雑に絡み合っている時は、そう簡単にいかないこともあるかもしれませんが、あくまで目安だと思って参考にしていただけると幸いです!