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子どもが食事をちゃんと食べないワケ

子どもにごはんを食べさせるのって本当に時間がかかります・・・。どうしたらすんなり食べてもらえるのでしょうか?小崎先生、アドバイスをお願いします!

子どもにごはんを食べさせるのって本当に時間がかかります・・・。どうしたらすんなり食べてもらえるのでしょうか?小崎先生、アドバイスをお願いします!

相談

3歳の息子がごはんで遊んでしまい、いつもすごく時間がかかります。せっかく頑張って作っているのに・・・どうにかならないでしょうか?

回答

まず、このお悩みのパパは、自分で作って、そして自分で食べさせているということで、とっても素晴らしいと思います。

もちろん食事づくりは、決してママだけの仕事ではないのですが、子育て家庭ではママが中心になることの方が多いでしょう。きっと素敵なパパなんだと思います。

子どもにいっぱいの愛情を注ぎ子育てしているから、余計にいろんなことに気づいたり、また気になったりしてしまう。そしてこんなに一生懸命しているのに、子どもはそんなこと御構い無しに遊んでいる。自分の思いや努力が、なんだか意味がないことのように思えてしまうということなのでしょうね。

けれど、決してそんなことはないのですよ。

子どもにとっては「食事=遊び」

子どもを育てるということは、日々の丁寧な生活の繰り返しの上に成り立つものなのですから。少しぐらいうまくいかない、そんな日もあります。少し長い目で、子育てを考えましょう。

その上でこのご相談を考えてみましょう。

まずどうして子どもが遊ぶのでしょうか。パパの中では“今はちゃんとご飯を食べる時”また“ご飯が終わればいっぱい遊ぶ時”など、食事と遊びを明確に切り離して関わっているのです。

まずここに大きな違いが存在しています。子どもにはそんな明確な区切りや、けじめがありません。極端な言い方になりますが、子どもは“全てが遊び!”と思っているようです。

彼らにとっては、ご飯を食べるのも、寝るのも、トイレに行くのも、もちろんお風呂に入るのも、生活の一部などとは思っていません。自分が楽しいと思える遊びとして捉えているのです。

だからこのような食事の時にでも、遊んでいるようにパパには見えるのです。だって彼らは、本当に遊んでいるのですから。というか、食事という遊びをしていると思っているでしょう。

そんな子どもたちに「ちゃんと食べなさい」「今は遊ぶ時じゃないの」といっても、なかなかに通じないことでしょう。

パパも一緒に遊ぼう!

そんな時は、パパも一緒に遊んでください。
ふざけるというよりは、子どもたちの遊びの気持ちに寄り添うという感覚です。

パパも食べる真似をしたり、子どもをゾウさんやワニさんに見立てて、大きなお口を開けさせてあげてください。時にはパパと早食い競争をしてもいいと思います。

つまり遊びというのはそこに“楽しさ”が存在するということです。

食事は本来、楽しいものです。それを無理やり食べさせたり、残してはいけないということだけにとらわれてしまうと、楽しくなくなってしまいます。その点を考えてみましょう。

それともう一つ「せっかく頑張って作ったのに」という気持ち、これ本当によくわかります。

しかし、これは「パパが頑張ったのだから、お前も努力しろ」という、ある意味強制的な関係性の強要ですよね。僕も育児休暇を三回取って、食事を一人で全部作っていたので、その気持ちはよくわかります。

けれど、それはあくまでパパの思いの優先です。そこに子どもの思いは入っていません。

そのような時こそ、少しだけ余裕をもって、おおらかな気持ちで受け止めてあげましょう。