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家事が苦手な理由はスキルじゃない!?

誰にでも得意不得意はありますが、家事の経験があまりなくて苦手という男性はきっと多いことでしょう。でも妻をサポートしたい。そんな時はどうすればいいでしょうか?夫婦の家事シェアを提唱するNPO法人tadaima!の三木さん教えてください!

誰にでも得意不得意はありますが、家事の経験があまりなくて苦手という男性はきっと多いことでしょう。でも妻をサポートしたい。そんな時はどうすればいいでしょうか?夫婦の家事シェアを提唱するNPO法人tadaima!の三木さん教えてください!

相談

妻をサポートするためにも家事をやりたいと思っているのですがあまり家事の経験が無くて得意な家事がありません。やろうとしても妻の邪魔になってしまいます。どうしたらいいでしょうか?

回答

家事をしようとすると妻の邪魔になってしまう・・・そんな状況になってしまうと、せっかく芽生えている“やる気”がどんどん萎えていってしまいますよね。

ですが、相談者さんはもしかしたら家事を難しく考えすぎているかもしれません。

料理が得意じゃない。掃除をする時間もないし、雑だと怒られる。いつも気が利かないと文句を言われる。そういったことで、悩んだり、だったらやらないほうがいいのかな、と自信をなくしてしまうパパも意外と多いのです。

今日は、家事が苦手なパパでも簡単に家事をするためのコツをお伝えします。

家事とは“生活を整えること”

まず、家事っていうのは、掃除・洗濯・料理といったメジャーな家事のことだという認識を変えていきましょう。家事=掃除・洗濯・料理、ではありません。

では、なんのことか?家事とは“生活を整えること”です。

これだけだと、少し抽象的なのでもう少し具体化すると。

・マイナスを0に戻すこと
・次に使うための準備をすること

この2つのことを「生活を整える」と僕は言っています。

■マイナスを0に戻す
家事のほとんどは、マイナスになった状態を0に戻すことです。散らかったから片付ける、汚れたからきれいにする、というように。

これを意識しておくと、自分が生活の中でかなり多くのマイナスを生み出していることに気が付きます。

脱いだ洋服をソファの上に放置していませんか?

出した物をそのまま出しっぱなしにしていませんか?

料理や掃除をしたり、洗濯物をピタッときれいに畳めるようになる前に、まずはこうした“自分が生活の中で自然と生み出しているマイナス”を0に戻していくことから始めましょう。

つまり脱いだ洋服を放置しないとか、出した物をちゃんと元に戻すということです。

■次に使うための準備をすること

そして、もう一つが次に使うための準備をすることです。

洋服を洗濯したり、物を片付けたりするのはなぜでしょう? 次にすぐに使えるようにするためです。“家事が中途半端”と怒られるのは、“次に使いやすい状態”にまでしていないから。

トイレットペーパーを使い終わったまま放置していませんか?
洗った食器を棚にしまわず、そのままにしていませんか?

次に使うときのことを少し考えて、行ってみましょう。

家事は“スキル”ではなく“ルール”なのです

とは言え、妻のやり方と噛み合わなくてイライラされてしまうこともあります。ついそれを“スキル”のせいだと思いがちですが、そうではありません。

家事とは“スキル”ではなくて“ルール”なんです。

畳み方、しまい方はもちろん。料理の品数やメニューにいたるまで、家事をする人にはなんとなく“ルール”があります。

でも、料理の品数やメニューの“ルール”ってわかりにくいですよね。
でも、「買い物の予算はいくらくらい」「一汁三菜とまでは行かなくても一汁二菜は出したい」「肉の日のつぎは魚にしたい」「夕飯は何時には食べ始めたい」など特に“ルール”を作っているつもりなんてないと思っていても、いわゆる“いつものパターン”みたいなものがあったりします。

それが“ルール”です。

夫婦ですべてを把握し合うのは無理なので、そこまでしなくてもいいですが。どんなこだわりや“ルール”をお互いが持っているのかは、都度都度確認し合うのが、もめないコツです。

妻の“ルール”に全部従うのではなく、ともに“ルール”を作るような姿勢で話し合いをしてみるのがオススメ。

この“ルール”に対して主体的になれると、家事への取り組み方がおのずと変わってきます。