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グラム60円でも激ウマ!「パサパサが苦手」な人もハマる鶏むね肉レシピ3選

もやしや豆苗、豆腐など、家計に優しいコスパ食材。その中でも、主食になるものの一つが鶏むね肉です。とはいえ、鶏むね肉は脂質が少ないこともあって、調理すると「パサパサ」になりがち。「おいしくない」となかなか箸が伸びない子どもも多いのではないでしょうか。そこで、今回は鶏むね肉が驚くほどジューシーになる、鉄板の調理法を3つ紹介したいと思います。

もやしや豆苗、豆腐など、家計に優しいコスパ食材。その中でも、主食になるものの一つが鶏むね肉です。とはいえ、鶏むね肉は脂質が少ないこともあって、調理すると「パサパサ」になりがち。「おいしくない」となかなか箸が伸びない子どもも多いのではないでしょうか。そこで、今回は鶏むね肉が驚くほどジューシーになる、鉄板の調理法を3つ紹介したいと思います。

「鶏ハム」は肉を巻いたら、沸騰した湯にドボンと入れるだけ

農畜産業振興機構のホームページによると、鶏むね肉はもも肉に比べると低カロリーで、たんぱく質はむしろ多く含まれているそうです。抗酸化や疲労回復に効果があるとされるイミダペプチドも豊富に含まれており、子どもの身体づくりから、パパやママの日常疲れを癒すためにも、うってつけの食材といえるでしょう。

今回はこの鶏むね肉をグラム67円で3枚買うことができました。これを使って、「鶏ハム」「30分チキン」「バジルチキン」の3つを作っていきたいと思います。

まずは、一番調理に時間がかかる、「鶏ハム」から作っていきましょう。これは、鶏むね肉をロール状に丸めて作る料理で、その見た目から「ハム」とよびますが、燻製の必要はありません。大鍋に湯を張ったら、ラップに包んだ鶏むね肉を沈めるだけ。お手軽な真空調理法でじっくり火を入れていきます。

鶏むね肉はそのままだと巻くには厚すぎるので、中央に切れ目を入れたら、そこから左右へと観音開きに包丁を入れていきます。イメージとしては魚の開きを、半開きで作る感じでしょうか。肉の厚み半分のところに包丁を通していきますが、完全に切り分けてしまわないよう注意が必要です。

肉を開いたら、砂糖と塩をまぶします。そして、皮目が表に来るように巻いていき、さらにその上からラップを巻いてください。この時、空気をしっかり抜くのがポイント。空気がラップ内に残っていると熱が伝わりにくくなり、膨張した空気で鶏むね肉が浮いてしまうこともあります。

さらに、左右のラップの余りの部分をねじることで、しっかりと肉をラップに密着させることが可能です。湯が入り込むのを防ぐために、ラップは二重にくるみ、余りの部分は縛っておくとよいでしょう。

これを沸騰したお湯に入れて、再びお湯が沸騰したら火を止めます。あとは、フタをして2時間~3時間ほど余熱調理すれば完成です。なお、お湯がすぐに冷めないように、なるべく大きな鍋を使うと良いでしょう。

「バジルチキン」は調味料をもみ込んで、漬けるだけ

「鶏ハム」を仕込んでいる間に、今度は「バジルチキン」の下ごしらえをしたいと思います。

「バジルチキン」はいわゆる漬け込み肉のレシピです。今回用意した鶏むね肉は約350gだったので、これに以下の材料を組み合わせます。

・バジル:小さじ2~3
・オリーブオイル:大さじ2
・塩:小さじ1
・コショウ:少々
・粉末ガーリック:少々
・レモン汁:少々

作り方はごく簡単です。鶏むね肉を一口大にカットしたら、調味料と一緒にジップ付き袋などに入れて、よく揉みこめば下ごしらえは完了。そのまま、冷蔵庫で30分以上寝かせれば、後はフライパンで焼くだけです。

なお、鶏むね肉をカットするサイズは、なるべくそろえるようにしてください。鶏むね肉はなるべくパサつかないよう、短時間で焼きたいところですが、サイズが不揃いだと生焼けの部分が出る恐れがあります。

30分放っておくだけで、驚きのジューシーチキンに

では、いよいよ調理していきましょう。まずは、「30分チキン」ですが、これは最近ネットで話題になった調理法です。その方法はフライパンで焼くだけ。ただ、焼き時間と火加減にポイントがあります。

鶏むね肉の皮目を下にしてフライパンに置いたら、コンロの火を入れます。油を敷いたり、あらかじめフライパンを温めておく必要はありません。そして、弱火にしたら、後は30分放置するだけ。ただ、肉汁や脂がフライパンに溢れてきたら、それをふき取ることで、皮目がよりカリッと仕上がります。

30分後にひっくり返すと、皮目がパリパリに仕上がっていました。その後、3秒経ったら火を止めて、余熱でさらに10分火を入れたら完成です。

カットすると、断面は鶏むね肉とは思えないほど、しっとりと仕上がっていました。かぶりつくと、口の中にしっかりと肉汁を感じ、鶏の旨味が広がっていきます。カリカリに焼けた皮と、プリっとした鶏肉らしい歯ごたえがたまりません。塩とわさびなどで、シンプルに食べたい味わいです。

続いて、2時間45分かけて余熱調理した、鶏ハムもカットしてみました。こちらも表面がしっとりと仕上がっています。ラップで包んで肉汁が溢れないようにしたことで、脂の旨味が肉全体に染みわたっていました。イメージとしてはサラダチキンに近いでしょうか。好みにもよりますが、個人的にはニンニク醤油などのパンチのある味付けで食べたいところです。

ただ、お湯の量や気温、肉のサイズによって、火加減にばらつきが出るのが難しいところ。この日はまだ暖かかったこともあり、もう少し手前で加熱を止めても良かったかもしれません。ただ、中心温度が63度の状態で30分以上加熱しないと食中毒の恐れがあると言われているので、生焼けには注意が必要です。

最後に、漬け込んでおいた「バジルチキン」をフライパンで炒めます。こちらは、オリーブオイルで油分が補われたことでしっとりと、それでいて脂でギトつくことなく仕上がりました。すでに味付けされているので、何もつけなくてもOK。漬け込んだことで、バジルの風味がしっかり効いています。

どの料理も鶏むね肉とは思えないほどジューシー。その上で、「30分チキン」はカリッと香ばしく、「鶏ハム」は濃厚な旨味が感じられ、「バジルチキン」は爽やかで食べやすい味わいになりました。

これだけバリエーションがあれば、子どもも飽きることなく、鶏むね肉を日常的に食べられるのではないでしょうか。家計に優しくて家族も喜ぶ鶏むね肉料理、ぜひ一度お試しあれ。