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育休を取った4つの理由〜育休日記【Part2】

育児休業を取った男性のリアルを伝えるシリーズ連載「育休日記」2回目は、3度、合計約2年の育児休業を取得した経験がある橘信吾さんがなぜ育児休業を取ったのか?その理由に迫ります!

育児休業を取った男性のリアルを伝えるシリーズ連載「育休日記」2回目は、3度、合計約2年の育児休業を取得した経験がある橘信吾さんがなぜ育児休業を取ったのか?その理由に迫ります!

パパコミを利用している皆さん!橘です。
育休を取得したと話すと必ず聞かれる質問がいくつかあります。
その一つが、「なぜ育休を取ったのか?」
一言で言うと『取りたかったから』です。その一言には、深い深い理由が4つもあります。

子どもと過ごしたかったから

ファザーリング・ジャパンでは、「子育ては期間限定のプロジェクトX」という教えがあります。人生100年時代になりましたが、子育てにかかわれる時間はほんのわずか。
とある試算によると、子どもとゆっくり遊べるのは1,440日。
(土日祝日 120日/年×12年で換算)

特に、乳児期の1日1日の成長のスピードが速い。
昨日まで、全然できなかったことが、ある日突然できるようになる。
寝返り、ハイハイ、立つ、歩く、しゃべるようになると、成長のターニングポイントが詰まっています。

これを見届けないのは人生の1/3損していると言っても過言ではないほど、貴重な体験。育休期間中に、息子たちの成長を間近で見られたことは、人生の宝。

また、乳幼児期にしっかり息子たちと関わることにより、その後親子関係に重大な影響を与えるのではないかと思います。この先、思春期・反抗期などがあると思いますが、この乳幼児期にしっかりと息子たちと向き合ったことは自信になりました。

男だから働かなければならない”という考えに強い違和感

性別役割分業の意識が、未だに強い日本。
私も、親から「男は、稼いでなんぼ」「ちゃんとした企業に勤め、稼ぐために、しっかり勉強しろ」と叩き込まれました。

そんな教えに対して、小さい頃から強い違和感を持っていました。その理由はいくつかありますが、例えば“働くことは辛いこと。そんな辛いことをなぜ男だからやらなければならないのか?”“父親を含め働いている人が幸せそうじゃないと感じた”“自分の周りでは女の子の方が成績のいい子が多いのに、なぜ働く人は少ないのか?”という疑問の数々です。

そんな中で、女性活躍推進が叫ばれている今、男こそ家庭内進出をしなければならないのではないかと考えるようになったのです。

働き方を変えたい

育休取るまでは、いわゆる一般的なサラリーマン生活。
残業だらけで、家と会社の往復だけの日々。外部との交流もなく、インプットもなく、日々何かに追われている感じ。肉体的にも、精神的にもきつい日々でした。

まだ若かったから耐えることができましたが、この働き方をあと10年、20年と続けるのは無理だと感じていました。

長時間労働は少子化、女性活躍、メンタルヘルスなどにも影響すると言われる、諸悪の根源。このままの働き方ではいつ体・心を壊してもおかしくない状態の中、なかなか働き方を変えることができないと思い、育休をきっかけにして働き方、生き方を変えたいと思ったのが取得した理由の一つです。

目指せ!ワーキングカップル!

自分一人の稼ぎでこの先生活していくのはつらい。
物価が高い東京では、家賃だけでもかなり高額ですから、一馬力ではきつすぎます。

今の働き方では、自分が2倍稼げるようになるのはかなり難しいし、仮になれたとしても、血みどろの激しい出世争いに勝たなくてはならない。健康でいられるかは、さらに時の運次第。

ここはひとつ妻にも頑張って働いていただいた方がどう考えても得策です。
妻が正社員でずっと働き続けた場合と、出産を機に退職し、その後再びパートで働いた場合では、2億円も生涯賃金が違うようです。2億も稼ぐためには、よほど出世するか、宝くじが当たるしかない。どちらも可能性は、限りなく低い。

そう考えると、妻にしっかりと働いて頂くことは、人生最大のリスクヘッジだと考えました。とはいえ、産めよ、育てよ、働けよ、では、それはそれは無理な話です。

子育てと仕事との両立は厳しいが、それでも夫婦で協力して家事育児をすることは、収益の最大化であり、リスク分散です。妻にしっかり働いてもらうためにも、自分も主体的に家事・子育てを実施する必然のことと考え、引き続き、共働き共育てを実践していきたいと思います。

人生をかけた一大イベントだったので、取得にする思いは並々ならぬものがありました。

さらりと、育休を取得した理由を書くつもりでしたが、今回も、書き出したら止まりません。
次回は、準備編です。お楽しみに!