
伝説のロックバンド「RED WARRIORS」のボーカルを経て、音楽活動のみならず、俳優、タレントとしてバラエティ番組など活動の幅を広げているダイアモンド☆ユカイさん。さらに長女と双子の男の子という3人のお子さんを持つパパとしてもおなじみです。
ここまでずっとお子さんの話を聞いてきましたが、奥様とはどのような感じなのでしょうか??
—奥様に対して気をつけていることはありますか?
いつも一緒にいると当たり前みたいになっちゃうんだけど、もしもいなくなったらどうしたらいいんだろう?っていうか困っちゃうよね。子育てって本当に大変だと思う。育児ノイローゼになっちゃう人とかもいるし、鬱になっちゃう人もいるし、真剣であれば真剣であるほど、自分を責めたり、なんでこういう風にしてあげられないんだろうと思ってしまうもの。
だから、妻の頑張る姿を見て、こんな不器用な俺だけど、少しでも妻の助けになればと俺なりに必死で頑張っているつもり(笑)。
俺もダイアモンド☆ユカイとしての仕事ができるのはなんだかんだ言っても妻の支えがあってこそなんだよね。
だから、なるべく時間が出来た時は妻の愚痴とか悩みとか話を聞いてあげるようにしている。
でもさ、実際難しいよねぇ(笑)。ここは意見を言うんじゃなくて聞いて欲しいんだろうなとか。それなりに考えて意見を言っても、俺と妻の意見は常に平行線だから「うんうん」って聞いていても、とんでもない方向にいって喧嘩になっちゃうときもある(笑)。
変な言い方かもしれないけど、妻はオレにとって“一番ムカつくけどなくてはならない存在”なんだろうな。
—ユカイさんが一番幸せを感じるのはどんな時ですか?
家族でご飯を食べている時だね。食卓、昔のお茶の間っていうか。まとまりないんだけどね、特に双子が。突然踊り出したりするんだよね、あれってなんでなんだろう??
そういうのも含めて“ああ、これが幸せなのかな”って思う。
何気ないひととき。
ただ、うちは本当に言葉がずっと飛び交っているんだけどね。好き勝手なことをべらべらしゃべって、質問が3ついっぺんに飛んでくるときもあったりして。一人に答えているとまた違う子が同じ質問してきたりさ。夫婦の会話もよく聞いていて入ってきたりして。
やっぱり、こうして一緒に食卓を囲む時間が長く続くとも限らないし、自己主張するようになってきたら、一緒に食べなくなったりするだろうし、それぞれ部屋に入ってしまったり、嫌そうな顔して食べることもあったりしてさ、まあオレがそうだったからさ。
小学校のパパ友とよく話すんだけど、こうやって一緒にいられるのは、ここ10年なのかな?もしかしたら10年もないのかな?今が一番貴重な時間なんだよ。
男の子の双子を含む3人のお子さんを育てていくのは言うまでもなく大変なこと。ユカイさんもとにかく「大変だよ」と連発していました。でも、とにかく楽しそうで、本当に仲良く暮らしている様子が伝わってくるインタビューでした。
深い優しさもありつつ、それでいてロック魂を感じさせてくれたユカイさん、本当にありがとうございました!
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関連リンク
ダイアモンド☆ユカイオフィシャルブログ「ユカイなサムシング」
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ダイアモンド☆ユカイ
1962年東京都生まれ。1986年に伝説のロックバンド「RED WARRIORS」のボーカルとしてデビュー。
類まれなるカリスマ性と高いパフォーマンス力を以て、絶大なる人気を誇り、
ジャパニーズ・ロックシーンに多大なる衝撃を与える。
解散後、ソロとして音楽活動を中心に、俳優、バラエティ等と幅広く活動、
不妊治療経験を綴った「タネナシ。」や育児ぶりを綴った「育爺。」などの書籍やブログ、Twitterなどで日々、自身の育児エピソードを発信している。