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娘よ、なぜそんなに叩くのだ

子どもって本当に手加減がないですよね。きっとじゃれているつもりなんでしょうけど、本当に痛い。ただ、この痛い体験をする人としない人がいるようです・・・マンガ家で兼業主夫の劔樹人さんはどうやら前者のようです。

子どもって本当に手加減がないですよね。きっとじゃれているつもりなんでしょうけど、本当に痛い。ただ、この痛い体験をする人としない人がいるようです・・・マンガ家で兼業主夫の劔樹人さんはどうやら前者のようです。

私は日常的に娘から顔面をよく叩かれる。
 
まだ何を言ってもわからない小さい頃は仕方ないと思っていたが、最近は言葉も理解できるようになってきたので、一応注意するようにしているものの、一向に収まる気配はない。
 
妻からは、「リアクションが面白いせいだ」と言われる。確かに叩かれた時の顔とか、「いってえ!」とか言う調子が面白いのかもしれない。
 
実際、妻は私ほどやられない。明らかに人を見ている様子が伺える。
 
先日、我が家に妻の友人たちが子連れでやってきた。4歳の女の子と、2歳の男の子の姉弟。
3歳の女の子がふたり。
 
うちの子も含め5人。みんな可愛い。
私がぼちぼち相手をしながら、そのうち子どもたちだけで遊んでくれたりするのかなぁなんて思っていたが、そうはいかなかった。
 
なぜかみんなそれぞれ私に遊んで欲しいようで、オリジナルの自分ルールで風船のラリーを求める子、勝手に私を鬼ということにしてかくれんぼを始める子、とにかく話しかけてくる子、とりあえず様子を見ていないと危なっかしい子、そしてその中でうちの子が、自分のパパだと言わんばかりに甘えてくる。
 

 
正直私は、一度にいくつものことをするマルチタスクというものがほとんどできない側の人間なので、次々と子どもたちに対応するために頭がフル回転だった。
 
みんな私に対してよく笑う。
それぞれの親が相手しようとしても私のところにやってくる。
自分が子どもたちからこんなに人気があるとは。
 
昔は子どもに対しても敬語を使ってしまうような、子ミュニケーション力に極めて乏しい大人だったが、今では我が家の人気ナンバーワン保育士である。
 
最初はかわいさに嬉しくて仕方なかったが、しばらくすると猛烈に疲れを感じるようになってきた。
 
しかし、子どもたちのテンションは上がる一方で、ついにそれぞれ色々なものを手に持って私をバシバシ叩いてきたのである。
 

 
バイオレンス!
袋叩きだ!
ちょっと本当に痛いものも混じっている!
テレビのリモコンだ!
 
流石に親たちがびっくりして仲裁に入ったが、お互いのハイテンションの相乗効果で、なかなか子どもたちは収まらなかった。
 
これではっきりしたが、世の中には子どもに叩かれやすいタイプの人間がいる。
 
今後は、その理由が本当にリアクションのせいなのか解明して行きたい。