• 遊び
  • 男の趣味

スマホでも使える!後から見返したくなる動画撮影のコツ

子育てをしているとスマホやホームビデオで我が子を撮ることがたくさんあると思いますが、上手に撮るのは難しかったり、せっかく撮っても後から観ることはほぼなかったりしませんか?そこで今回は元テレビ報道カメラマンで、現在はその経験を活かした動画作成や、親子を対象とした遊び方やマジックのワークショップを行っている「マジックパパ」の和田のりあきさんにお話を伺いました。

子育てをしているとスマホやホームビデオで我が子を撮ることがたくさんあると思いますが、上手に撮るのは難しかったり、せっかく撮っても後から観ることはほぼなかったりしませんか?そこで今回は元テレビ報道カメラマンで、現在はその経験を活かした動画作成や、親子を対象とした遊び方やマジックのワークショップを行っている「マジックパパ」の和田のりあきさんにお話を伺いました。

なぜ動画は見返さないのか?

きっと皆さんの家やスマホにもたくさんの動画があることだと思います。昔ビデオカメラで撮ったものからスマホで撮ったものまで。しかし、あまり見返すことはないと思います。なぜ見返さないかというと、目的なくざっくりと撮って、何の加工もしていないものが多いからです。

写真をたくさん撮って、その中からお気に入りのものをセレクトするという作業はきっと多くの方がしていることだと思います。だから、いいものだけを後から見ようと思えるのです。しかし、動画は撮りっぱなし。これがもしざっくりでも編集してあったら、きっと見る気にもなるはずです。

昔と違って今は簡単に編集ができます。特にスマホのアプリを使うと初めての人でもそれなりに加工できるようになっています。もちろん凝ったことをしようとすると大変ですが、不要なシーンを切ったりすることは本当に簡単です。

念のためバックアップをとった上で、撮影した動画は簡単でもいいので編集をするようにしてください。

大切なのは撮影前のコンセプト

動画を撮る前にどんな目的で撮るかを考えたことがありますか?日常生活の中でふとした時に撮る場合はそんなこと考えないでもいいのですが、例えば運動会などの行事を撮影する時はどうでしょうか?もちろん大まかに「我が子の成長記録」という名目はあると思います。しかし、もう少し突っ込んで考えてみましょう。例えば「運動会で頑張る姿をおさめる」「運動会の日のドキュメント」みたいな感じです。それだけで撮り方が変わってくると思います。

「運動会の日のドキュメント」とした場合。撮影のスタートは運動会が始まる前でもいいですよね。朝、支度をしている子どもとママの姿、出来上がったお弁当、そこにカレンダーなんかが入っていると具体的に日付も記録できます。学校に着いたら看板を撮ったり、競技前や終わった後の入退場門のところにいる我が子のプチインタビューをしたり、終わった後につかれて寝ている姿もいいですよね。1時間くらい回したものを、ブツブツと要らないところを切ればきっと10分くらいにまとまってしまうのではないでしょうか?

運動会の思い出は、競技中だけではないはずです。目的を持って撮影されたものは、後からでも充分に見るに堪えうるものになると思います。

気をつけることは手ぶれとズーム

具体的に撮影をするときの注意点です。やはりポイントとなるのは手ぶれとズームです。これはホームビデオでもスマホでも同じ。

まず、手ぶれは編集でもどうにもならないのでもっとも注意が必要です。一番の基本は脇を締めてカメラを持つこと。そして、もしも近くに壁や手すりなど動かないものがあるときは、体をつけて固定するようにしてください。こうすることで、三脚がなくてもこれである程度固定して撮影することができます。最近は電動で水平を保ち、手ぶれしないようにしてくれる「スタビライザー」とか「ジンバル」と呼ばれているものが市販されています。1万円台で買えるのでそれを使うともっと心配なく撮ることができます。

三脚などで固定できない場合は、できるだけズームは使わない方がいいです。特にアップにしているときは、手ぶれの影響が出やすくなるので気をつけてください。どうしてもアップが撮りたいときは、ズームをするのではなく、足で近づいた方がいいです。また、アップとは反対の広い画、いわゆる「引き」と言われるものは、全体の環境を撮ることができるので、お遊戯や組体操のようなものでは雰囲気が残せるのでオススメです。どうしてもズームを使いたいときはズームしている最中の映像を編集でカットしてください。「引き」からいきなり「アップ」に編集で繋いでも違和感はありません。

動画を撮るときは周りの音とのバランスをとることも必要なのですが、例えば歓声が起こった時の映像がアップだと、いまひとつ状況がわからない映像になってしまいます。引きで撮っていることで全体の状況だけでなく音との一体感のある映像が撮れます。思い切ってアップは写真を撮る人に任せて、動画は広い画だけにするのもいいと思います。

撮影テクニックも大切ですが、まずはどんな動画を撮りたいかを決めてからスタート。そして、簡易的でも編集するようにすると、今までとはまったく違う映像が残せるようになると思います。ぜひ、やってみてください。