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子どもがケガした時どうする?知っておきたい正しいアイシング

子どもって本当にしょっちゅうぶつかったり挟んだりしますよね。そんな時は大人と同じく冷やすこと、いわゆるアイシングが必要になります。しかし、どのくらいの時間、冷やせばいいのでしょうか?今回はフィジカルトレーナーの櫻井優司さんに、子どもがケガをしたときに使える正しいアイシングの方法を教えてもらいました。

子どもって本当にしょっちゅうぶつかったり挟んだりしますよね。そんな時は大人と同じく冷やすこと、いわゆるアイシングが必要になります。しかし、どのくらいの時間、冷やせばいいのでしょうか?今回はフィジカルトレーナーの櫻井優司さんに、子どもがケガをしたときに使える正しいアイシングの方法を教えてもらいました。

乳幼児は冷やしすぎないように

アイシングは体の成長具合によってやり方が変わるので、年齢に応じた対応が必要です。

まず、0歳から2歳くらいまでの乳幼児の場合、まだ皮膚も薄く、血管も細い状況です。特に指先などの場合は、冷やしすぎると軽度の凍傷になる恐れがあり、爪がはがれたり、水疱ができることもあります。

そこで、氷や保冷剤を使って冷やすときは、直接患部に当てるのではなく、必ずタオルやバンダナなどの当て布を使ってください。また、アイシングする時間は、1回10~15分が目安。腫れや痛みが続くようであれば、インターバルを置いて、患部が通常の体温くらいまで回復してから再度アイシングするようにしてください。

紫色は押してチェック

3歳から6歳くらいの幼児の場合も、当て布はした方が安心です。ただ、1回のアイシング時間は乳幼児より少し長め15~20分くらいまでは大丈夫です。2歳くらいまではまだ筋力が弱いため、勢いよくぶつかることは少なく、指先を挟んだりするケガが多いですが、3歳以上になると、活発に動くので公園の遊具やお友達に勢いよくぶつかるケースが増えてきます。

ぶつけた部分をまずは確認して、腫れ具合をチェック。このとき、例えば右手をぶつけたときは、反対の左手にも同時に手で触って比較するとどのくらい腫れているかがわかりやすいです。赤く腫れ上がっているようならアイシングが必要です。

また、しばらく時間が経つと紫色になってきますが、これは内出血、つまり皮膚の中で出血が起きている状態です。アイシングする時にできればタオルなどを少しきつめに巻いたり、手のひらで押さえたりして内出血している部分を包みこむように圧迫してください。そうすると、内出血が広がることを予防できます。

患部が赤いうちは触ると痛いことが多いですが、紫色になると触っただけで痛いと感じることは少ないです。もしも、紫色になった部分を軽く押して痛いと言っている場合は、骨に異常があることが考えられるので、すぐに医療機関に行ってください。

こんな時にも注意!

野球などボールを使った遊びで多く起こる突き指も注意が必要です。親世代の中には「突き指くらい放っておけば治る」と甘く見ている人もいると思いますが、必ずアイシングをしてください。そうしないと稀に変形した状態で固まってしまい、成長したあとも変形したままになってしまうことがあるので、気をつけましょう。

また、冷やすモノを持っていないときもあると思います。そういう時は、患部を心臓より高いところに上げるようにしてください。よく出血した時に心臓より高くした方がいいといいますが、ぶつけたときも内出血しているという意味では同じなので、対策も同じになります。

子どもはぶつけたりすると、痛みや驚きのために泣いたり動揺することが多いですが、大人は慌てずにぶつけた部位の状態を確認し、年齢に応じた応急処置を施すように心がけてください。

また、脳出血の可能性も考えられる頭部、リンパ管や大静脈などの器官がある股関節や脇の下、内臓への影響が心配なお腹や背中を強打したときなど、アイシングだけでは心配な場合は、東京などで実施されている救急安心センター「#7119」など各自治体の救急相談に相談してみることもオススメします。