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保育園送り問題。修羅場は毎朝やってくる

保育園の送りは、朝の時間が無いときだからこそ大変だと感じることが多いです。マンガ家で兼業主夫の劔樹人さんもどうやらその一人のようです。

保育園の送りは、朝の時間が無いときだからこそ大変だと感じることが多いです。マンガ家で兼業主夫の劔樹人さんもどうやらその一人のようです。


 
春。
新学期が始まった。
 
娘の通う保育園にも、新しい子どもが入ってきた。
娘は2歳児クラスとなり、2年間使ってきた教室から別の部屋になった。
担任の先生も変わった。
 
すると、慣れない環境になったせいか、一時期より圧倒的に楽になっていたイヤイヤが、また復活してきたのである。
 

 
毎朝、保育園に預けるのが一苦労なのだ。
 
こういう時期はしばらく前に確かにあり、ああ、ついに暗黒のイヤイヤ期がやってきたのだ、と思った。
 
着替えをさせてくれない、オムツを換えさせてくれない、歯磨きをさせてくれない、お風呂に入ってくれない、入ったら出てくれない、大人しく出かけてくれない、泣いて寝てくれない…
 
一つ一つの所作、5分で終わることに1時間以上もかかることがあるイヤイヤ期。
 
しかし、その時期は想像以上に短かった。
多少言葉を使えるようになってきたせいか、うちの娘はすぐに聞き分けが良くなった。
 
なんて親孝行な娘だろうか、と思った。
 
しかし、そう簡単にはいかなかった。
環境の変化は、子どものイヤイヤを呼び戻してしまうのだ。
 
娘のクラスのお友だちも、激しいイヤイヤはおさまりかかっていたのに、妹が生まれたことで復活してしまったらしい。
夜泣きまでするというのだからそれはそれは激しいイヤイヤだ。
 
その日も、朝の支度を済ませて保育園に来たものの、なかなか教室へ入ってくれない状態が続いた。
なんとか入ったが、今度は私にしがみついて降りようとしない。
こないだまでは吸い込まれるようにお友だちの方へ走って行っていたのに…
 
保育園についたら体温を測るのだが、体温を測ったら私が自分を置いて帰ってしまうことを知っているものだから、嫌だ嫌だと抵抗をするのである。
 
体温を測り終えると、自分で先生のところへ「どうじょ」と持って行ってくれたお利口な娘は一体どこへ行ってしまったのか。
 
朝の忙しい時に、泣き喚いている一番コンディションの悪い娘を先生に引き渡すのがなんだか申し訳なく、私はしばらく保育園にとどまってあやし続けていた。
 
するとそこへ、娘のクラスの女の子が登園して来た。
 

 
まさかの水泳キャップ!?
そして、ジャンパーの下には水着も着用しているのである。
 
お母さん曰く、
「これが着たいって言ってどうしても聞かなくて…」
 
水泳教室にでも行ってるのかな?
プールが好きなんだね。
 
この時期の子どもたちは、どこの家でも苦労しているのだ。
 
明日も頑張ろう。