• 仕事・お金
  • キャリア

育休中のミッション!ママのおっぱいレスキュー!〜育休日記【Part9】

大好評!育児休業を取った男性のリアルを伝えるシリーズ連載「育休日記」9回目!2人の子どもで合計3回の育休を取った橘信吾さん。3回目の育休で初出動となった“ガチガチおっぱい救助隊”とはいったいどんなものなんでしょうか?

大好評!育児休業を取った男性のリアルを伝えるシリーズ連載「育休日記」9回目!2人の子どもで合計3回の育休を取った橘信吾さん。3回目の育休で初出動となった“ガチガチおっぱい救助隊”とはいったいどんなものなんでしょうか?

パパコミを利用している皆さん!橘です。
 
今回は3回目の育休、つまり私にとって集大成ともいえる最後の育休のお話。
 
妻が次男を出産したあと8ヶ月ぶりに職場復帰をするタイミングに合わせて5ヶ月取得。
最初の1ヶ月は二人同時に育休中でこの期間にもろもろの引き継ぎをしました。
全体的には三度目のことなので、戸惑いもなく、自然体で育休開始。
むしろこの生活の方がしっくりくるくらいです。
 
妻にとっては、久しぶりの仕事で慣れない日々の中、保育園からのお呼出しの不安がなく家事育児もしなくてもいいというのは精神的に楽だったようです。
 
そして、私にとっては、初めてのワンオペ家事・育児の始まりでもありました。
最初は1人で家事・育児をしなければならないというプレッシャーがありましたが、実際にやってみると、自分のペースで出来て、ストレスなくとても快適な日々でした。
 
「責任と権限(自分でやり方・ゴールを決めれる決定権)」とは、やはりセットでないと上手く回らないということを改めて実感。単に責任だけ押し付けられ、権限がないと、創意工夫もなくなり、単にやらされ感が満載になってしまうと思います。
 
そんな3回目の育休で今までと大きく違ったのが“ガチガチおっぱい救助隊”を結成したことです。

ガチガチおっぱい救助隊とは?


 
パパの育児にとって最大にして唯一の障壁「おっぱい」。どんなに頑張っても、パパは乳が出ません。
 
しかし、実はママにとっても復職にあたってはこの「おっぱい」が悩ませることにもなるのです。というのもそれまで、数時間おきに授乳していたものを、急にしなくなると乳腺炎になったり、おっぱいがあふれ出て、服が汚れてしまうのです。
 
一方で、赤ちゃんもまた、今までおっぱいで過ごしてきたが、急にミルクになるとそれはそれでさみしいものなのです。
 
パパとママ、そして赤ちゃん 三者の深い深い悩みを解決するソリューションが、
『ガチガチおっぱい救助隊』なのです。
 
主役である赤ちゃんを隊長にパパが隊員となりママの職場へ馳せ参じる。
そして、ガチガチになったママのおっぱいを赤ちゃんの魔法の力で癒してあげるのです。
 
これは、一回目の育休の時に仲良くなったパパ友が、当時実践していて、機会があったら実践したいと思っていたもの。
そして、ついに機は熟し、その時がやってきました。
 
ガチガチおっぱい救助隊の目的は3つあります。
①ママのおっぱいのため
復帰前日までほぼ完全母乳で生活していたので、ある日突然おっぱいをあげないとなるとおっぱいは張るし、漏れないか心配。
普通に仕事をしている状況ではこの問題は解決が難しいのですが、私が育休を取得しているので、赤ちゃんを職場まで連れて行っておっぱいを飲ませることで解決できます。
 
②次男の授乳のため
次男は、ミルクは飲むものの、やっぱりおっぱいの方が大好き。
栄養面では、ミルクで問題ないと思いますが、ママから沢山の愛情をチャージできるおっぱいはきっと特別なものなのでしょう。また、ママがいなくて寂しいところですが、お昼に一度会うことができるので、次男も機嫌よく過ごしてくれました。
 
③ママと次男の触れ合いのため
それまでは、毎日一緒にいたのに、ママの仕事復帰のために、ある日突然離れ離れでさみしいのはママも同じです。昼休みの小一時間でありますが、仕事で疲れたママの癒しのタイムになり、午後も仕事を頑張る原動力になるのです。

かけがえのない4ヶ月


 
それにしても、平日昼間に往復の移動時間2時間+授乳&ふれあい時間1時間の計3時間を捻出するのは、かなりしんどかったです。
おかげで、私の昼寝時間はなく、仕事している時と変わらないような規則正しい生活を送ることができました。
 
雨の日も雪の日も、風の強い日も休まずママの元へ。
 
大変でしたが、この4ヶ月は、 LOVE & PEACE & PRICELESS !!
隊長、ありがとう。そしてお疲れ様。
今振り返っても、よく4ヶ月間二人で頑張ったなと自画自賛。
 
授乳の問題は、ママたちにとって復職時の大きな壁ではないかと思います。それを、パパと子が一致団結してママの復職をサポートできる「ガチガチおっぱい救助隊」は、最高の助け合いではないでしょうか。
ぜひ、政府も国をあげてこの取り組みを支援してほしいものです。
 
三回目の育休も長いようであっという間でしたが、今回も本当に充実した日々でした。
次男とマンツーマンで過ごし、一番間近で成長を見守ることができたのは、本当に幸せな経験でした。
長男の時は、早く寝返りできるようになったり、早くつかまり立ちできるように、などと願っていましたが、次男の時は、ただただゆっくりじっくり、今できることを楽しんで育って欲しいと願っておりました。
 
ところが、親の思いとは別に、急成長していった次男。日々やんちゃになり、パソコンやスマホを壊されたりもしましたが、それはそれでいい思い出になりました。
 
ある意味、三回目の育休は、私にとって、本当の育休だったのかもしれません。
初めて、家事育児全般を担い、その大変さが身に沁みました。
 
名もなき家事を含め多数の家事があり、やって当たり前の前提で、称賛も報酬もない中で、これをいつもやっている人たちには、ただただ頭が下がるばかりです。
この大変さは、身をもって体験しないとやはりわからないものかと思います。
 
それをわかっただけでも、大きな収穫でした。