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木工用ボンドと片栗粉で“掃除”? 部屋の汚れがゴッソリ取れるテクニック

年末に大掃除をしたのに、もう部屋が汚れはじめている……。とはいえ子育てをしていると、なかなか細かいところまで掃除の手がまわらないもの。そんな時にオススメなのが、“粘着する物”で汚れが気持ち良いぐらいに取れるテクニックです。

年末に大掃除をしたのに、もう部屋が汚れはじめている……。とはいえ子育てをしていると、なかなか細かいところまで掃除の手がまわらないもの。そんな時にオススメなのが、“粘着する物”で汚れが気持ち良いぐらいに取れるテクニックです。

 リモコンや換気扇に塗って、乾かして、剥がすだけ

まず紹介したいのが“木工用ボンド”を使った掃除テクニック。木工用ボンドはその名の通りに木材を接着するためのもの。プラスチックや金属、ゴムなどにはくっつかず、固まってもペリペリと剥がすことができます。この時、接着面の汚れを吸着するため、こびりついた汚れ、凹凸の隙間に入り込んだ汚れなどが、すっきり取れるわけです。

木工用ボンドがよく使われるのが、テレビやエアコンなどのリモコンの掃除。普通に雑巾を使うと、ボタンの隙間を丁寧に拭いているうちに、あっという間に時間が経ってしまいます。でも、この方法なら、チューブからひねり出したボンドを、割りばしなどでリモコン上に伸ばすのに約1分。さらに、乾いたボンドをペリペリ剥がすのも1分程度とお手軽です。なお、各ボタンの周囲に隙間が空いているリモコンでは、その間にボンドが入り込まないように注意して塗ってください。

最初は白かった木工用ボンドですが、乾くにつれて透明になっていきます。完全に透明になるまで1日かかりました。その間はリモコンが使えなくなるので、レコーダー用など別のリモコンでテレビを操作するなど、何らかの対策をしておくべきでしょう。

乾いたボンドは爪先で端をひっかいて浮かせれば、後は引っ張るだけでペリペリと剥がれていきます。それと同時にボタンの黒ずみなどが消え、ホコリもキレイに取れました。これは気持ちが良いです。

 

さらに、換気扇にこびりついた油汚れも、木工用ボンドで落としてみたいと思います。我が家の換気扇はシロッコファン――円筒状のファンで、無数の羽根が隙間を空けて並んでいます。ボンドをキレイに塗るのが難しいので、今回は手前のフィルターを掃除することにしました。

ちなみに、木工用ボンドの大きさは、リモコンぐらいなら100円ショップで売っている手のひら大のもので大丈夫ですが、こちらは塗る面積が大きいので、ホームセンターなどで売っている大容量ボトルが必要です。ハケを使って、フィルター表面に塗り広げていきます。

なお、我が家のフィルターは横方向に無数の切れ目が入った形状ですが、この目に沿ってハケを動かすと、良い感じにボンドが塗れました。目に対して垂直方向に塗ろうとすると、どんどんボンドが目の中に入り込むので、ボンドがいくらあっても足りません。作業中はボンドが隙間から垂れていくので、必ず下に新聞紙などを敷いてから作業するようにしてください。

そのまま1日放置したところ、ボンドがほぼ固まって透明になったので、さっそく剥がしていきたいと思います。今回も爪先でボンドとフィルターの隙間を広げたら、後は指でつまんで引っ張っていくと、油汚れと一緒にボンドが剥がれていきます。

ただ、一部分だけなら剥がせたものの、そのまま全体をペリペリと剥がすことはできませんでした。裏側を見てみると、隙間から漏れたボンドが固まって、目の間に詰まっています。どうやら、これが引っかかっていたようで、強引に引きはがそうとすると、ボンドの膜が破れてしまいました。これは困った……。

そこで、フィルターを台所のシンクまで持って行って、裏側から熱湯をかけたところ、ボンドがペリペリと剥がれるようになりました。さらに、台所スポンジでこすると、ボンドがポロポロ落ちていきます。これは楽チンです。

フィルターにボンドを塗る作業と、それをスポンジで剥がす作業にかかった時間は、それぞれ3分程度。洗剤を塗りたくって、ガシガシとスポンジで力を入れてこすることを考えれば、時短に成功したといえるでしょう。

今回はフィルター掃除に使いましたが、プロペラ型のファンは凹凸がないので、ボンドを塗って剥がすのは簡単そうです。他にも、髪が絡まったヘアブラシ、手垢やホコリで黒ずんだラバーストラップ(ゴム製のキーホルダー)などにも、ボンドを使った掃除は効果的なのだとか。水性のため余計な部分にくっついても、水で洗い流せるので安心ですよ。

コンロのグリルをキレイなまま使い続けたい!

次に注目したのがキッチンコンロのグリル。魚などを焼くと脂が落ち、その脂が焦げることで、グリルのトレイにこびりついてしまいます。

今回のテクニックは、この脂を落ちる前にキャッチしようというもの。利用するのは片栗粉です。水200mlに大匙4の片栗粉を溶いて、これをグリルのトレイに注いでおきます。

後は、普通に魚を焼けばOK。魚を焼いている間は水溶き片栗粉が脂を受け止めますが、魚を取り出した後で放っておくと、冷えた片栗粉が固まります。最後はゼリー状に固まった片栗粉をトレイから剥がして捨てるだけ。トレイを汚さずに魚が焼けますよ。

コロコロいろいろ、使い分けでもっと便利に

粘着系の掃除グッズといえば、良く使われているのが粘着クリーナー。このテープ部分にはいくつかの種類があり、例えば「コロコロ」の商標を持つニトムズでは、より粘着度の高いものはカーペット用として展開。洋服用には生地を傷めない形状ながらも強粘着な「コロコロ ミニ 洋服用」を用意しています。

一般には粘着度の弱いものがフローリングやたたみ用として、より粘着度の高いものがカーペット用として提供されているようです。粘着度の高いものをフローリングに使うと、床にくっついてしまったり、床が剥がれたりする恐れがあるので注意してください。

なお、テープ部分は多くのメーカーで横幅160mm、巻き芯の内径が38mmとなっており、スペアテープを使いまわすことができます。最近ではその半分のサイズのものが100円ショップなどで人気に。いろいろな部屋に場所を取らずに置けるので、子どもが何かを散らかした時にも、すぐに手に取って掃除ができますよ!

巣ごもりの時間が増えているからこそ、おうち時間は気持ちよく過ごしたいもの。子育てや家事が忙しいと、ついつい掃除に手が回らなくなりがちですが、そんな時は粘着系テクニックを取り入れてみてはいかがでしょうか。手間なくお部屋をキレイにできますよ!